処方箋
北海道の旅から戻って、早一ヶ月半。
帰ってきて間もなくから今まで、
脳内でもう一人の自分とくんずほぐれつの日々を送りながら生きております。
先日スタッフから嬉しすぎる誕生日プレゼントをもらった。
「Ryan Mcginley」の写真集
数年前にアイスランドへ行くきっかけになったのは、
Sigur Rosをはじめ多くのアイスランドのアーティスト。
その音楽から派生する世界観。空気感。
そのSigur RosのALBUMジャケットに写真を起用されたことで知った写真家。
それがRyan Mcginleyだった。
刺激的だった。
本当に素晴らしい!!
そこからしばらく経って、
予約注文していた「ARTFUSION」(リトルモア)が届いた。
ARTFUSION:NEW FASHION / NEW ART / NEW PHOTOGRAPHY
(エディトリアルディレクター:後藤繁雄さん)
エキサイティング!!
いや~熱が上がった!写真熱。
ガツンと脳が揺れた。
その揺れのおかげで、モードが切り替わり、意識は現実から遠のいた。
1997年に同じくリトルモアから発行された「NEW TEXT」
(著者:後藤繁雄さん)
当時これを夢中で読んだのを思い出す。
あれから15年以上、、、。
あのときに似た感覚に陥っている。
くんずほぐれつの日々の中、
改めて写真を始めた初期衝動に意識を向かせてもらった気がする。
進むべき道へと振り切って疾走したい気持ちを、年に何度か抑えている、
病にも似たこの症状に処方箋をもらったような気分だ。
とにもかくにも、旅の前よりもハッキリと強烈に
その制御こそがよくないと自覚したのは事実。
スタッフが入ってからというもの、
以前よりも良い環境にはあるのでとても有難いが、あとは俺の覚悟。
もう少し我が儘にというか、
写真のことだけ考えて、それに対して一喜一憂したい。
エキサイティングな日々を送る為に挑戦しなくてはならない。
また旅の準備。。。
と、その前に北海道の写真を編集しよう。
MYO